Je vous emmène à travers mes vidéos découvrir mon expérience acquise depuis plus de 30 ans a silloner le globe entier à la recherche de pierres précieuses, de rencontre mémorables mais aussi de difficulté parfois …

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ブラジル産、フローライト、クッションカット

フローライト

古代から知られている石で、金属工業に使われていたため、石名はラテン語で鋳造するという意味の『fluor』から来ている。この鉱物から出来た名:フローライトはフッ素成分を含んでいるが、フッ素(flour)という名はフローライトから付けられたものである。 蛍光性(fluorescence)もこのフローライトから取ってつけらた名である。フローライトは熱ルミネンス効果も見せる:熱すると光りを放つ。素晴らしくそして不思議な一面を持つ石。 フローライトは同じ結晶体内部に異なる色層を持つことがある。 フローライトを含むマーリンガラスの有名な花瓶を、プリニウスは『murrhe』と呼んでいた。 イギリスには青と黄色の帯状の変種『ブルージョン』も存在する。この石は19世紀まで装飾品として非常に多用されていた。 フローライトのモース硬度は4。

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コルシカ島産、環状ディオライト

ダイオライト

1851年以来多くの専門家たちによって分析されてきた石である。長石、普通角閃石、黒雲母、そして石英の混合石。 この石は『花崗岩』と同じ構造の貫入石と認識されており、『花崗岩』とは土木建築に使われるような硬度の高い石を示す用語である。 基本石である花崗岩の組織は、普通角閃石やアノーサイト、バイトウナイト(亜灰長石)より粗目で、石色は青緑から灰青色、隣接密度は2.80である。 球状堆積物は長石のみか、非常に細かいアノーサイトの極薄破片の寄せ集めである。これらの大きさはさまざまで、孤立している場合もあれば集まっている場合もある。明色層と濃色層が交互になっているが、この形成過程は明確にはされていない。環の直径は2㎝~30㎝で、薄片の枚数は二十数枚、間隔は幾何学列によって決まる。

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『デビアス社100周年』ダイヤモンド

ダイヤモンド

この宝石は最も知名度が高く高級な石である。石名は硬度に因み、不屈さを意味するギリシャ語『adamas』から命名された。ダイヤモンドよりも固い天然鉱物は知られていない。純度と白さに関しては他に勝るものはなく、 この石を軽く動かすときらきらと様々な色の輝きを見せる。これはダイアモンドの持つ光を分散させる性質によるもので、白い光を虹色に分光させる。完璧な無色透明さと輝きのコントラストによりダイヤモンドは特有の石となっている。 ダイヤモンドの摩擦に対する耐久性はルビーやサファイヤのおよそ150倍であるが、これはダイヤモンド粉末を用いてカットを施す際の結晶面に応じて異なる。 推測されているところでは、最も近年のダイヤモンドで7千万年、最も長いものでは25億年以上前までさかのぼる。ダイヤモンドは(200km以上)地下深く、(55~60kbars)もの圧力の下、非常な高熱(1700℃)の環境で形成され、火山噴火現象と共に地上へと現れる。 ダイヤモンドは最も強硬な資材として知られており、モース硬度は8である。 古代より勢力と権力のシンボルとされる石である。Saint-Louis(サン=ルイ)は女性がダイヤモンドの身に着けることを禁止したが、Agnès Sorel(ソレル)とt Marie de Bourgogne(マリー・ド・ブルゴニュ)はこの石を愛の証として受け取っている。また、Jean-Baptiste Tavernier(タヴェルニエ)は14世紀、ルイ14世と共にダイヤモンドへの情熱を燃やした。

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イタリア・トーレデルグレコ産の珊瑚のバラ彫刻

コーラル

地質学者、鉱物学者、宝石学者にとってこれは鉱物でも化石でも岩でもなく、生物である。カルシウムを中央軸に持ち、周囲にはポリープが発達している。枝を持つ腔腸動物で、目から足まで小さな円筒状の形をしている。身体を取り巻く8本の触手も用いて栄養分のある粒子を取り入れており、足を含め全ての枝は胃を介して伝達しあっている。枝はカルシウム分の多い分子の働きによって分岐をすることが出来る。 珊瑚にとって重要なものは、環礁の大きさや暗礁の柵の大きさである(オーストラリアの柵は300メートルの高さになることもある)。 古代から知られており、その興味深い形から1つの深海の『石』としてみなされ、『海の娘』と呼ばれていた。また『海の根』とも信じられていた。ルネサンス期、コーラルは海の中央に生息する灌木としか捉えられていなかった。1784年になってCavalonという人物がコーラルは生き物のようだと主張したが、人々は真剣に捉えなかった。 1827年、ついに海洋医Peyssonnel が、海水の入ったグラスでコーラルが開花するのを観察した。『水の中で花開き、空気中や手で触れると閉じる。』彼が海水の入ったガラスを温水に入れると、コーラル花開き、そして水を沸騰させると細胞を出し枝足を広げた。Marsigliはこれを花弁のようだと考えた。その後Réaumur(レオミュール) とJussieu(ジュシュー)という2人の学者がこの結果は誤りだと主張しようとしたが、その後15年たってPeyssonnelがこの結果の正当性を証明した。 宝石として我々が関心を持つ珊瑚は、暗礁を形成する熱帯珊瑚や造礁珊瑚とは異なるグループの物なので、混同に注意が必要である。

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ファンタジーカットのカンクリナイト

カンクリナイト

1839年にドイツ人の鉱物学者に鑑定され、ロシアの経済大臣George Kankrin(1774-1845)に敬意を表して命名された。 この石は特異な性質を持っており、ケイ酸塩であるが、炭酸塩を含むため酸で発泡する。

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ロシア産、エメラルドカットカルサイト

カルサイト

古代より知られている。石灰を意味するギリシャ語のkhalxに由来する。17世紀から鑑定、分析され、その後Rene Just Hauyによって良劈開性が発見された。アイスランドスパーと名付けられ、結晶は像の2分割現象(複屈折)を見せる:カルサイト結晶を通して観察される光線は2分する。スパーという言葉は、良劈開性があり、劈開した後の破片が似通っている鉱物を言う言葉である。 モース硬度は3である。 カルサイトは酸で発泡するため、鑑定は容易である。 ピンクの石色はカルシウム炭酸塩とマンガン炭酸塩による。しばしばピンクカルサイトと呼ばれるが、これは化学成分におけるマンガンの存在から来る別の鉱物である。 コバルトサイトは、コバルト成分を含むピンク色のカルサイトである。

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