珪化木 ck_admin March 24, 2021 珪化木は200億年以上も存在する木化石で、幹もしくは枝全体が珪酸塩化したものをいう。つまり、木の有機成分が少しずつ珪酸に置き換わり、ジャスパーやカルセドニー、珍しい場合にはオパールの形状になったものである。有機成分はもはや残っておらず、生物要素は鉱物に置き換わってしまっている。年輪や植物細胞壁、さらには虫の穴までも観察することが出来る。 こうした特徴は仮晶と言われる現象で、木の原形を残したまま、中身が珪酸石に置き換わったことによりみられうものである。 一般的にはこれを『木化石』と呼ぶ。 Read
バリトカルサイト ck_admin March 24, 2021 1824年にイギリスで発見され、石名はバライト(重晶石)と同じくバリウム成分を持つことに因んで命名された。炭酸塩鉱物である。(カルシウム分を含む点ではカルサイト類似するが、このバリトカルサイトはそれに加えてバリウム分を含んでいる。) Read
バライト ck_admin March 24, 2021 1800年にKarstenによって鑑別された。名前は『重い』という意味のギリシャ語に由来し、重いスパー(へげ石)とも呼ばれる。 熱ルミネセンスという独特の現象を見せ、加熱すると可視光を放つ。 Read