六月

Je vous emmène à travers mes vidéos découvrir mon expérience acquise depuis plus de 30 ans a silloner le globe entier à la recherche de pierres précieuses, de rencontre mémorables mais aussi de difficulté parfois …

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スリランカ産、カボションカットのムーンストーン

ムーンストーン

ムーンストーンはアルカリ長石、大部分はカリウムを含んだ正長石で構成されており、変種は氷長石(adulaire)ともいう。 ムーンストーンは、正長石とアルバイトの混合物が冷却する際、それらの微細板が相互に重なって出来たマイクロパーサイトである。 青色閃光(アデュラレッセンス)現象とはムーンストーンが見せる青みがかった光沢のことを指す。これは正長石中にあるアルバイトの微小板によってみられるもので、光の回折網を見せる。アルバイトと正長石の微小板網の各層の間隔により、光の干渉現象が起こって月光のような青白い反射を見せる。この青い光を見せる光の回折現象のことをアデュラレッセンスと言うが、白いムーンストーンも『キャッツアイ効果』を見せることがある。 ムーンストーンと言う名はサンスクリット語で月の光を意味する『Chandra kanti』から来る。 書物によれば、神父レオン10世は月の動きによって『青から白色に変化する』ムーンストーンを所持していたとある。 インド産のオレンジ色、赤褐色、もしくは緑がかった変種はキャッツアイ効果を見せる。非常に青いものはアデュラレッセンスに加えラブラドレッセンス(ラブラドライトのように)が見られるため『レインボー(虹)』と呼ばれる。その他緑のものもある。

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インドネシア・Lombok産、シルバーの色を持つパール

パール

『高級』パールは紀元前2,300年の書物ですでに触れられており、最も古いパールのネックレスは紀元前5世紀のものになる。パールはローマ皇帝、クレオパトラ、中国皇帝、インドのマハラジャなど、権力者たちの羨望の対象であった。ヨーロッパでは、パールは十字軍によってオリエントから巨大な波を超えて持ち込まれた。この時代16世紀はパール世紀とも呼ばれているほどである。 パールは海の軟体動物によって淡水で作られ、カルシウム炭酸塩(カルサイトとアラゴナイト)と角質物質であるコンキオリンで構成されている。外部物質(砂粒子、微生物、海藻)が貝身に入り込もうとする際、貝は外部物質を追い出して貝身を守るため、真珠物質を分泌させる。全ての貝がパールを生み出すことが出来るが、牡蠣、マレンヌの牡蠣に似たアコヤガイは最も美しいパールを作り出す。完璧な球状をしているパールは非常に珍しく、不規則な形のものは『バロック』と呼ばれる。 パールの色:白、ピンク、シルバー、クリーム色、金色、黒味を帯びた青などで、パールを作る貝の種類とその生息環境によって異なる。 パールの光沢ある特徴的な輝きは『オリエント』と呼ばれるもので、これは幾重もの薄い真珠層(アラゴナイトとコンキオリンの薄板が重なったもの)へ光が差し込むことによってみられるものである。この真珠層によって光波の干渉(虹色採光)と光の表面屈折である『光沢』がみられる。これら2つの現象によってパールは宝石の中でも類をみない価値を持つものとなっている。 『ケシ』日本のケシの種子から付けられた名で、核が拒絶反応の示す際に貝から分泌されたが組織によって形成された真珠層で出来たパールである。『マベパール』は真珠層に富んだ半真珠の名前である。『アコヤ真珠』は日本の伝統的なパールの名である。 『コンクパール』は他のパールと違い真珠層を持たない。カルシウムの凝結物であり真珠核を持たない。軟体動物であるホラガイから採れる真珠である。:ホラガイとはスイショウ貝科のギガスである。人口のものではなく天然もののため、高級パールとみなされることもある。これは希少なものである:軟体動物の10万体のうち1体のみがこの真珠を作ることが出来、通常非常に小さく3ミリ以下、バロックの形をしている。規則的な形状は卵に似ている。褐色、ピンク、黄色、白、時には金色帯びているものもある。サーモンピンクのものは最も人気が高く、褐色や白のものも人気がある。このパールの採取は手作業で行われ、パール職人たちが食用の軟体動物の貝身から採取する。

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オヴァールカットのスリランカ産黄色クリソベリル

クリソベリル

古代より『金色ベリル』として知られる。石名はギリシャ語で金を意味する『khrusos』から来ている。 二種類の変種は人気のある宝石:黄金色と赤/緑の変種はアレクサンドライト。 クリソベリルの大部分は黄金色から黄緑、緑褐色である。 青緑と赤の変種はアレクサンドライトと呼ばれる(アレクサンドライトを参照) 青緑の変種はタンザニアで発見された。 キャッツアイ効果を持つの変種は稀にサイモファン(金緑石)と呼ばれる(ギリシャ語で『波の反射』)。結晶を占める微小管が光り輝く銀白の層を形成し、猫の目の瞳孔に似た様子を見せる。 19世紀に非常に価値の高かった石、というのもセイロン島キャンディーの王がイギリスのヴィクトリア女王に313カラットのクリソベリルを献上したためである。 宝石を特定せず『キャッツアイ』という場合は、もっぱらクリソベリルを指すものである。

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自然な輝きを持つスリランカ産の緑のレクサンドライト

アレキサンドライト

これは最も珍しいクリソベリルの一種である。1830年、ウラルで発見されたためロシア皇帝アレキサンダーⅡ世の名とその成年の日にちなんで名付けられた。この石の2つの色、緑と赤はロシア帝国の色であった。 これを「カメレオン石」または「昼の美女、夜の美女」とも呼ぶ。 アレキサンドライトの色はこれを照らす光の性質によって変化する:日光のもとでしばしば青みがかった緑、白熱灯の人工照明のもとで赤紫色(ラズベリーレッドが最も美しくめずらしい)になる。これは他に類を見ない、神秘的な石で、まさに珍品である。この色の変化は石の厚みが増すほどよく観察される。この色のバリエーションは石の原産地により、クロムに起因している。 これはジュエリーに理想的な石であり、アレクサンドライトよりも高い硬度を持つ者はダイヤモンドとコランダム(ルビー、サファイア)のみしかない。インクルージョンによるキャッツアイ効果をもつものも非常に人気がある。変色効果のあるガーネットと混同されやすい。

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