![アメリカ合衆国産、珪土クリソコラカボション](https://www.patrickvoillot.com/wp-content/uploads/2021/03/chrysocolle-siliceux-bleu-cabochon-usa207.png)
クリソコラ
古代から『金色の緑柱石』として知られている石である。かつてこの石を粉状にしたものを金の合金に用いていたことから、石名はギリシャ語で金を意味する『khrusos』と接着剤を意味する『kholla』に由来する。ターコイズに良く似ていることから『ターコイズの妹』とも呼ばれる。 エイラート(イスラエル南部)の石はクリソコラ、マラカイト、ターコイズの混成であり、『エイラットスト-ン』と呼ばれ、古代エジプト期から産出している。 『珪土質クリソコラ』と呼ばれる変種も存在し、クリソコラのとカルセドニー(玉髄)の混合石である。カルセドニー分が多い場合には、硬度は7にもなる。 オウムの翼はジャスパーとセルカドニーの混合物である。 この他、キュープライト(赤銅鉱)とクリソコルの変種も存在する。