アルマンディン
最も広く普及しているガーネットである。石名は現在はトルコに位置する小アジアの待ちアラバンダ、またはアラバンディキュスにちなむ。古代以来、プリニウスによって、宝石として記述されている。燃える石炭を意味するカーバンクルとも呼ばれる。 錬金術師たちは、これに火の力があるとみなした。ペルシャ人のような古老たちは、これでジュエリーをつくった。 紫がかった赤いこの色は特徴的であるが、「ピラルマンディン」またはウンバライトに科学的に似ているパイロープ(ガーネットの一種)に近い赤色のものもある。アルマンディンは鉄の含有量がガーネットグループの中で最も高く、マグネシムが多いパイロープ対極をなす。