トリプライト
オーストラリア産トリプライト
詳細シート
トリプライト
石名はギリシャ語『triplos（トリプル）』からきており。これは3方向に劈開することとに由来している。フッ素極を持つツバイスライトと群を形成する。
ペグマタイト（巨晶花崗岩）中に産出し、フランス・オートヴィエンヌ県、Chanteloubeで鑑定された。
珍しい形の宝石で、主にパキスタンで産出する。
化学的特徴
(Mn,Fe)2[PO4](F,OH)
鉄リン酸塩、マンガン
体格的特徴
主な色
茶
別の色
黒色, オレンジ色
橙褐色から、赤褐色、黒
条痕の色
白, 茶
光
ガラス光沢, 樹脂光沢, 脂肪光沢
硬度
5.0 まで 5.5
密度
3.50 まで 3.95
劈開
明瞭
亀裂
不規則
劈開しやすい
光学特性
透明
不透明, 半透明, 透明
透明の変種は稀。
屈折率
1.650 - 1.680
二重屈折率
0.026
明瞭、二軸性あり
二重屈折率
はい
分散
+
多色性
明瞭
色の数
2
黄褐色から赤のニュアンス
蛍光
無し
結晶の特性
プリズム形
結晶構造
単斜晶系
他のインフォメーション
似た宝石
採掘場所
産出国： パキスタン(vallée de Shigar), アルゼンチン, ボリビア, ブラジル, オーストラリア (タスマニア州, ニューサウスウェールズ州), ヨーロッパ : ドイツ, オーストリア, チェコ共和国, ポルトガル, イタリア（ トスカーナ州）, スウェーデン王国, フィンランド, イギリス（ コーンウォール）… ロシア,アメリカ (アリゾナ州, カリフォルニア州, コロラド州, メイン州….), マダガスカル, ナムビア, モザンピーク.
ハイジュエリーにおける用途
オレンジ色の美しい宝石の場合、ファセットカットが施される。コレクション用の石。
日々のお手入れと注意点
硬度がよわいためもろい、容易に劈開する。
その他
宝石
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