トパーズ
ブラジル産、インペリアルトパーズ、オヴァールカット
パキスタン産、クォーツ上のトパーズクリスタル
ブラジル・Ouro Pretto産、インペリアルトパーズクリスタル
ブラジル・Ouro Pretto産、トパーズクリスタル
ブラジル産、クォーツ内のトパーズクリスタル
ブラジル産、放射線処理を施したブルトパーズ
パキスタン・Skardu産、クォーツ上のトパーズクリスタル
ブラジル産、ブルトパーズの天然クリスタル
エメラルド刻印形の液体インクルージョン
典型的なトパーズインクルージョン:双晶面
トパーズの典型的なインクルージョン
詳細シート
トパーズ
全ての黄色い石は、各々の区別がつけられる前トパーズと呼ばれていた。石名はかつてはトパゾスと呼ばれていた紅海のゼベルゲット(Zebirget)島にちなむ。ここでは中世までペリオドットが産出していた。あるいは、サンスクリット語で鉄を意味する『tapas』から命名された可能性もある。
生き生きした黄色やオレンジ色であることは稀で、最も人気があるのはブラジル産のピンクからオレンジピンクのもの。Don Pedro皇帝にちなんで『インペリアル』と呼ばれている。
モース硬度は8.
化学的特徴
Al2[SiO4]3(F,OH)2
アルミニウム蛍光ケイ酸塩
体格的特徴
主な色
黄色黄色
別の色
青, 茶, 無色無色, オレンジ色, ピンク, 赤色, 紫色
最も美しいものはピンクオレンジの者で、『インペリアル』と言われている
条痕の色
白
光
ガラス光沢
硬度
8.0 まで 0.0
密度
3.50 まで 3.57
劈開
完全
亀裂
貝殻状断口
劈開しやすきためにもろい
光学特性
透明
透明
半透明のものもある。
屈折率
1.608 - 1.642
二重屈折率
0.008
弱い、双軸+、複屈折率が最も高いのは際立ったピンクもしくはオレンジ色の変種
二重屈折率
いいえ
分散
0.014(0.008)
多色性
多彩な
色の数
3
黄色のものはわずかに、青色の物は弱い、ピンクレッド、オレンジのものは明瞭。
吸収スペクトクル
682
ピンクの変種と産地により
蛍光
弱く
色によるが黄色とオレンジ色の物は常に弱い
包含物
ルチル、液体・期待インクルージョン、双晶面
結晶の特性
上部はプリズム、多数のファセットを持つ。縦縞を持つ八面体結晶。
結晶構造
正方晶系
他のインフォメーション
星座
山羊座, 天秤座, 乙女座, 双子座, 牡牛座, 蠍座, 魚座
月
十一月
中国の十二星座
午
採掘場所
トパーズはペグマタイトもしくは堆積土の中で見つけることができる。Schneckenstein(ドイツのSaxe地方にある金属を含んだ山)の鉱床は最も評判が高いが、実際の産出よりも歴史的な意味で面白みがあるに過ぎない。現在トパーズの産出国は主にブラジルで、『インペリアルトパーズ』と言われる最も美しいものが産出する:Capaoにある『インペルアル』鉱山はBelo Horizonte付近のOuro Pretoに位置する。毎月40キロ近くが採掘されるが、カット後は600グラムもしくは3,000カラットのみになる。
そのほか、スコットランド、北アイルランド、オーストラリア、ビルマニア、中国、アメリカ合衆国、日本(無色の大きなクリスタル)、マダガスカル、メキシコ、ナミビア、パキスタン、ロシア(シベリアMarengoの赤紫トパーズ、ウラルの青味を帯びた透明クリスタル)、スリランカ、ジンバブエ。
1964年、100キロ近くある青のトパーズがウクライナで発見され、何千カラットにもカットされ、現在はスミソニアン博物館に所蔵されている。
ハイジュエリーにおける用途
色のあるトパーズは四角形カット、シザーカットもしくは『ポルトギーズ』と呼ばれるオヴァールカットが施される。無色で輝きがあり、インクルージョンに富むものはカボションやファセットカットが施される。
透明の物は光学産業のレンズとして用いられる。ヨーロッパにおいては非常に硬いトパーズは研磨に使われる。
容易な劈開性があるため、接合は繊細な作業で注意が必要である。
『ロイヤルトパーズ』という呼び名はオレンジ色のサファイアに対して用いられていた呼び名である:宝石業界でこの呼び名を使うことは禁止されている。
青のトパーズは結婚4周年の石であり、インペリアルトパーズは結婚23周年の石である。
日々のお手入れと注意点
トパーズは非常に硬い石である。しかし劈開性があるので衝撃に注意。食器用液体洗剤を加えた水で洗い、カルキ分のない水、その後アルコールで洗い流す。
イミテーションと加工
時折熱処理の施されたシトリンやアメジストが黄金のトパーズに使われることがある。(『スペイントパーズ』、『ウラルトパーズ』、『焼きトパーズ』)しかし真面目な宝石店では本物のトパーズのみを扱っている。
本物のトパーズを450℃付近で熱して色を際立たせることもできる。
トパーズ自身も無色の場合ダイヤモンドのイミテーションに用いられることがある。
1976年以降青の人工トパーズが製造されている。熱処理もしくは拡散処理によってピンクや無色、青になるものもある。現在、青のトパーズの中で拡散によって放射性を持つものは販売が禁止されている。
文化的・歴史的ストーンセラピー
インドの医者たちは患者の心臓の働きを抑止、血流を良くするためにこの石を用いる。中国人は、トパーズは太陽のエネルギーを吸収してエネルギーと健康に変換すると考えている。
トパーズの効果は石色によって異なる。無色のものは光をもたらし、知的活動を高める。アイディアを明確にし、集中力を高めてくれる。青色のものは会話を作り出し、他人の話に耳を傾ける力を与えてくれる。対人コミュニケーション力を高め、友情を生み出す。みぞおちのチャクラに用いると苦悩を取り除き、不眠症の際は神経システムに作用する(額のチャクラ)。
とても生き生きとした輝きを持つトパーズは、陽気さや幸福さを保たせ、身体にバイタリティーを与えてくれることから人気がある。
ピンク色のものは血流を整え、肺や肝臓、腎臓に作用する。
希少な緑色のものは肝臓の働きを高めてくれる。
中世、カイサリアの司教アンドレアは、排水による目の痛みにはトパーズが効果的だと述べている。聖マタイの石とされており、これは彼の村が闇に包まれた際トパーズが光をもたらしたという言い伝えに基づいている。 Staffe侯爵夫人(宝石と宝飾品Les pierres précieuses et les bijoux、パリ、1896年)によれば、トパーズは血に対する恐怖を抱かせるため、戦争を検討する際にはトパーズを手元に置いておくべきだとしている。
対応する星座は、ゴールドトパーズは獅子座とふたご座、ブルートパーズは射手座と水瓶座。
歴史的な石と伝説
古代にはトパーズは『金の石』と呼ばれ、金を引き付け探し出すのに役立つとされていた。ヨーロッパでは1348年教皇クレモン6世がトパーズのついた指輪を付けてペスト患者を見舞ったため、ペストを治す石とされた。
最も有名なトパーズは1640年にOuro Preto地方で発見されたブラガンザ。1680カラットにもなるこの石はポルトガル王の王冠にセットされているが、これは長い間ダイヤモンドだと思われていた!Capao鉱山ではビール缶ほど(全長50cm)の大きさのトパーズクリスタルが産出した:『モンスター』と呼ばれている。
ニューヨークの歴史自然博物館にはガレ鉱山で産出した300kg、80×60×60cmの大きさの綺麗なトパーズクリスタルが所蔵されている。フィレンツェ(イタリア)の鉱物博物館には150kgのトパーズが、レーニングラードのGorny研究所にはウラル(Mourzinka)産の巨大なトパーズが、そしてドレスデンの至宝の中には美しいトパーズのカット石が所蔵されている。
ほかの宝石と同じくスミソニアン博物館には最も美しいカットトパーズのコレクションが所蔵されており、これは全てブラジル産のものである:最大のものは黄色の7725カラットもの;青色の3273カラットのもの、黄緑の1469カラットのもの。
伝説:紀元前7世紀、リディアの王ギュゲスは馬の形をした青銅の側面からら2つの宝石の付いた魔法の指輪を見つけた:青銅の片面はトパーズに彫られた太陽の絵、もう片面はエメラルドに彫られた月の絵。指輪は体を透明にする力を持っていた。王カウンダレスは友人ギュゲスに妻の裸の姿を見せた。この出来事に憤慨した妻はギュゲスを脅し、その場で死を選ぶか、夫カウンダレスを殺すかを選ばせた。ギュゲスは指輪の力を使って透明になって友人カウンダレスを殺し、彼の妻であった女王を自分の妻とした。枯葉王国を奪い、メルナムス朝を築いた。ギュゲスはほかの別の機会にも指輪を使って富を築き、戦争に勝利したが、その後指輪は消えてしまい、誰も見つけることができなくなってしまう。ギュゲスはキメリエス人とリディア人と戦い、殺された。
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