マグネタイト
ロシア産、マグネタイトクリスタル
詳細シート
マグネタイト
古代から知られる石で、プリニウスは77年にすでにこのマグネタイトについて触れている。1845年von Haigingerによって鑑定された。
石名はギリシャ語で恋人を意味する『magnês』から来ており、ギリシャのMagnetos山で産出する石である。
鉄器時代から用いられているこの石の磁性は、磁気を帯びた鉄酸化物成分によるものである。
580℃以上に熱すると磁性は失われるが、再度熱することによって取り戻される。
化学的特徴
Fe3O4
磁器鉄酸化物
体格的特徴
主な色
黒色
別の色
灰色
時には青味を帯びた光沢、酸化作用により虹色になる。
条痕の色
茶, 黒色
光
金属光沢
硬度
5.5 まで 6.5
密度
5.00 まで 5.50
劈開
不明瞭
亀裂
貝殻状断口
光学特性
透明
不透明
屈折率
2.420 - 0.000
二重屈折率
0.000
なし、アイソトロープ
二重屈折率
いいえ
多色性
なし
色の数
1
蛍光
無し
結晶の特性
時に大きい八面体
結晶構造
立方晶系
他のインフォメーション
星座
牡牛座, 牡羊座
似た宝石
採掘場所
産出国： 全世界的に産出, 南極大陸でも同様.
鉄の主要鉱物.
ハイジュエリーにおける用途
コレクション用の石。ファセットカットかカボションカットにされる。
日々のお手入れと注意点
衝撃に弱い。
イミテーションと加工
ヘマタイトは磁気性を持たないため、見分けるのは簡単。
文化的・歴史的ストーンセラピー
自然由来の磁気性がこの石の特性であり、古代ギリシャ時代から魔法の力を持つ石とされてきた。力強い波を持つため脳の内部に直接働きかけ、心の病に効果があると思われていた。
マグネタイトの磁気背はエネルギーの流れを秩序付け、良い方向に向かうのを助けてくれる。
その他
宝石
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