ラズライト
アフガニスタン産、カボションカットのラズライト
アフガニスタン産、カボションカットのラズライト
詳細シート
ラズライト
1890年に発見され、石名はペルシャ語で青を意味する『lazhward』から来ている。ラピスラズリーの主要構成物であり、ラピスラズリーのウルトラマリン色はこのラズライト成分に因る者である。ラズライト原石粉末は古代から顔料として使用されている。エジプト人はラズライトを求め、アフガニスタンKoksha渓谷のSar-e-Sangまで旅をしており、この地は現在のアフガニスタンBadakshanにあたる。
化学的特徴
(Na,Ca)8Al6[Si6O24](S,SO4,Cl2)
ケイ酸塩集合体
体格的特徴
主な色
青
別の色
紫色
ウルトラマリンブルー、時には紫味や緑味帯びている。
条痕の色
青
光
ガラス光沢, 樹脂光沢
硬度
5.0 まで 5.5
密度
2.35 まで 2.45
劈開
不明瞭
亀裂
不規則, 貝殻状断口
劈開は非常に困難
光学特性
透明
不透明, 半透明
非常に濃い色。
屈折率
1.500 - 1.525
二重屈折率
0.000
アイソトロープのためなしだが、編曲異常が起きる可能背はある
二重屈折率
いいえ
多色性
なし
色の数
1
蛍光
無し
結晶の特性
十面体、二十四面体
結晶構造
立方晶系
他のインフォメーション
似た宝石
採掘場所
歴史的なアフガニスタンやタジキスタンの鉱床以外でも産出. 産出国： カナダ(l’île de Baffin周辺), イタリア, シベリア(バイカル湖付近), スロバキア共和国, スウェーデン王国,アメリカ (カリフォルニア州, アーカンソー州, コロラド州).
ハイジュエリーにおける用途
はるか遠い昔から用いらている石。中世では青の染料として染色に用いられた。
ラピスラズリと同じように、指輪用にカボションカットにされる。
ラピスラズリとラズライトは結婚9周年の石である。
日々のお手入れと注意点
もろく、熱湯や石鹸、酸で傷んでしまう。家庭用製品に触れないようにし、洗う際にはぬるま湯で注意をして洗い、すぐに拭くこと。
イミテーションと加工
ラピスラズリの美しい色を出す物質である。しばしば着色して模造されるが、天然のラズライトはウルトラマリンの色は非常に特徴があるため模造は難しい。
文化的・歴史的ストーンセラピー
ラピスラズリ参照。ラズライトはその主要成分であり、多くの同じ効果を持つ。
その他
宝石
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