カコクセナイト
ブラジル産クォーツ中のインクルージョンであるカコキシナイトクリスタル
ブラジル産クォーツ中のインクルージョンであるカコキシナイトクリスタル
詳細シート
カコクセナイト
1825年ボヘミアの鉄鉱山で鑑定された。石名はギリシャ語『kakos（悪い）』と『xenos（招待された、見知らぬ者）』からきている。これは鉄成分が評価されていなかったことに由来している：リン酸は鉄の金属工業をより難しいものにした。
カコクセナイトはブラジル産のアメジストクォーツ中のインクルージョンとして評価が高い。
化学的特徴
Fe24Al[PO4]17O6 (OH)12 - 17 H2O
鉄リン酸塩水化物、アルミニウム
体格的特徴
主な色
黄色黄色
別の色
茶, オレンジ色
条痕の色
黄色黄色
光
絹糸光沢
硬度
3.0 まで 4.0
密度
2.20 まで 2.60
劈開
なし
亀裂
不規則
劈開面は小さな面を見せる
光学特性
透明
半透明
屈折率
1.570 - 1.660
二重屈折率
0.050
一軸性あり
二重屈折率
いいえ
分散
-
多色性
弱い
色の数
2
明黄～オレンジのニュアンス
蛍光
無し
包含物
他の鉱物中でインクルージョンを構成する石
結晶の特性
クォーツのように多くは他の鉱物にインクルージョンとして存在する。しかし放射繊維状球を形成する針状のクリスタルでもある
結晶構造
五方晶系
他のインフォメーション
似た宝石
採掘場所
産出国：ブラジル・ガレ鉱山、アメリカ合衆国、カナダ、日本、オーストラリア、ルワンダ、アフリカ、英国、アイルランド、スロヴァキア、チェコ共和国。
ハイジュエリーにおける用途
透明クォーツもしくはアメジストの中でインクルージョンとして見られる。カボションもしくはファセットにカットされる。ヘマタイトやゴーサイトにようにカコクセナイト、レピドクロサイト、鉄に酸化物を含むクォーツは、パワーストーンとして大きな効果を持つため、この分野で人気がある。
日々のお手入れと注意点
環状結晶は非常にもろい。
文化的・歴史的ストーンセラピー
『楯の石』とみなされている：ネガティブな波を退け、それが発せられているところへと送り返す。不安定になってしまうことや、外部からくるネガティブな行動から身を守ってくれる。ネガティブな波をポジティブなものに変換する効果があると考えている人々もいる。
その他
宝石
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