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バストネサイト石

石名はこの石が発見されたスウェーデン、ヴェストマンランド地方、RiddarhyttanのBastbas鉱山に由来する。バストネサイトには含まれる希土類元素(希少金属化学成分?)の特色によって3つの変種が存在する。この石の場合、ランタンが主成分だが、セリウムや、イットリウムが主要成分を占める場合もある。
バストネサイトは照らす光の性質によって変色効果を見せ、白熱灯であれば黄色に、赤熱灯であればオレンジ色になる。



化学的特徴

(La,Ce)[CO3](F,OH)

希少土の蛍光炭酸塩



体格的特徴

主な色

黄色黄色

別の色

茶, オレンジ色

条痕の色

樹脂光沢

硬度

4.0 まで 4.5

密度

4.78 まで 5.20

劈開

不明瞭

亀裂

不規則

断口には小さな面が観察出来る



光学特性

透明

半透明, 透明

屈折率

1.720 - 1.820

二重屈折率

0.100

強い、一軸性あり

二重屈折率

はい

分散

aucune

多色性

なし

色の数

1

褐色バストネサイトスペクトル

オレンジ色バストネサイトスペクトル

蛍光

無し



結晶の特性

六角形の板状

結晶構造

五方晶系



他のインフォメーション

採掘場所

世界各地で産出するが、形状のしっかりとした結晶体や宝石級のものは希少である。
最も産出が豊富な鉱床はパキスタンの ザギマウンテン(Zagi Mountain)とアフガニスタンのクナール鉱山で。
フランスでは、アリエージュ県のTalc de Luzenac 鉱山で産出する。

ハイジュエリーにおける用途

1998年よりカットのできるクオリティーのものが産出している。オレンジ色さらには赤色の美しい石色は魅力t系で、コレクション用にファセットカットが施される。宝飾品として用いるのにはもろすぎる。

その他
宝石

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