アラゴナイト
スペイン産、アラゴナイト双晶
フランス産、アラゴナイトクリスタル
詳細シート
アラゴナイト
名前はスペインカスティーユ地方アラゴンの地名に因む。Wernerによって1797年に鑑別された。カルサイト（方解石）と同じ炭酸カルシウムであるが、カルサイトの方は別の結晶システムにおいて結晶する。
化学的特徴
Ca[CO3]
カルシウム炭酸塩
体格的特徴
主な色
無色無色
別の色
白, 青, 灰色, オレンジ色, ピンク, 赤色, 緑色, 紫色
あらゆる色が存在する。
条痕の色
白
光
ガラス光沢, 脂肪光沢
硬度
3.5 まで 4.0
密度
2.94 まで 0.00
劈開
完全
亀裂
貝殻状断口
光学特性
透明
透明
屈折率
1.530 - 1.685
二重屈折率
0.155
強いがカルサイトほどではない。二軸性あり
二重屈折率
はい
分散
0.019(0.010)
多色性
なし
色の数
1
蛍光
多彩な
異なる濃さと色
結晶の特性
柱状、多くの場合双晶
結晶構造
正方晶系
他のインフォメーション
星座
射手座, 獅子座, 牡羊座, 蠍座
似た宝石
採掘場所
大変産出頻度の高い鉱物である。産出国はフランス、ナミビア（Tsumeb）、スペイン、モロッコ、ザイール、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、アラスカ、イギリス、ロシアなど。
ハイジュエリーにおける用途
宝石級の変種はファセットカットが施されるが、コレクション用の石。
大きい塊で異なる色層を持つ場合には装飾品や小さな板にされる。
日々のお手入れと注意点
もろく、硬度が低い。衝撃にさらさないようにすること。生活洗剤は使用しないように。
イミテーションと加工
産出の多い石であるため、模造品を作る必要がない。
文化的・歴史的ストーンセラピー
骨格や歯に作用する。19世紀第一のチャクラに作用する『骨の石』と呼ばれたのはこのためである。
その他
宝石
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