アメジスト
クッションカットのブラジル産ピンク色アメジスト
ブラジル産カボションカットのアメジスト
ブラジル産アメジスト球
フランス・オーヴェルニュ産アメジスト結晶
ナミビア産アメジストクォーツ結晶片
ヘマタイト固形インクルージョン
縞模様の特徴を持つ液体インクルージョン
アメジストの有色インクルージョン
詳細シート
アメジスト
紫水晶の一種。ギリシャ語のア=禁じると、メジスト=酒に酔うから由来、これをお守りに身につけると、飲酒による酔いから守られると考えられていた。ギリシャ人は、紫水晶のグラスにはこの効果があると考えられていた。プルタークは、石の色がワインを水で割った色に似ている事から由来しており、酔いから守る訳ではないと考えた。
結晶は、岩内に見つかり、部署によってはより濃い色もある。アメジストは、古くから知られており、古代エジプト人は、カボション・カットにして使用しており、ファラオンはその他11の貴重な石と一緒に胸につけていた。ユダヤの高僧が12のイスラエルの種族の象徴とする遥か前のことである。黙示録12章第20節の中で、聖ヨハネによるエルサレムの説明にある。また使徒ユダの色でもある。司教の指輪の色でもある。1250年、太守アルバートは、「この石は、酒を飲む人と、賢者の為の石である。」と表した。
化学的特徴
SiO2
二酸化珪素
体格的特徴
主な色
紫色
鉄による色で、スミレ色から濃い紫色、リラ色。
条痕の色
白
光
ガラス光沢
硬度
7.0 まで 0.0
密度
2.63 まで 2.65
劈開
なし
亀裂
ギザギザ, 貝殻状断口
光学特性
透明
透明
屈折率
1.543 - 1.554
二重屈折率
0.009
ごく弱く貝殻状
二重屈折率
いいえ
分散
0.013(0.008)
多色性
多彩な
色の数
2
ごく薄いものからはっきりとした、赤みがかったスミレ色からグレーがかったスミレ色
吸収スペクトクル
550 - 520
蛍光
弱く
産出地によっては緑味や黄橙味を帯びていることもある。
包含物
線状縞模様、針状ゴーサイトの房、ヘマタイト、カコセナイト、液体インクルージョン。際立った直線状もしくはジグザグ上の色層。
結晶の特性
六方角状晶系 6面がピラミッド状になる。
結晶構造
斜方晶系
他のインフォメーション
星座
射手座, 水瓶座, 双子座, 牡牛座, 牡羊座, 魚座, 蟹座
月
二月
中国の十二星座
辰
採掘場所
アメジストは世界中で目にすることの出来る石である。石英の鉱脈があるところでは至る所で発見することが出来るが、特にマダガスカル、メキシコ、ウルグアイ、ロシア(ウラル)、インド、ルーマニア(Capnic)、スロバキア(Banska Stiavnica)、ブラジルなどで産出する。
フランスは古代そして中世から産出地として名高かった:スペイン人はフランス産のアメジストを仕入れにオーヴェルニュ地方にやってきていた。
何十年か前より、ブラジル南部(Rio Grande do Sul、Bahia)が世界第一の産出地となっている。この地域のアメジストは、玄武石の中に入っている巨大なもので、重さ数トン、長さ2.5メートル、幅1メートルにも及ぶアメジスト結晶の絨毯を形成していることもある。『アメジスタ』という『霊を呼び起こす者』の名を持つ村も存在する。25センチメートルにもなる結晶体が産出している。
1900年に発見された巨大なジオードは、高さ10メートル、幅5メートル、深さ3メートル、そして重さ7トンのものであった。
ハイジュエリーにおける用途
豊富な種類に富み、古代から宝石、宝飾品として使われてきた。美しい結晶にはブリリアンカットやフォセットカットが施され、長方形や丸型に整えられる。樽の大きさを超えるようなものは装飾品にされる。また、アメジストは酔いを防いでくれるものとされ、古代の人々はアメジストの沈み彫りを杯としてを用いていた!
フランス・フランソワミッテラン国立メダル博物館には、古代のアメジストの沈み彫りが多く所蔵されており、ルーブル美術館にも直径の大きな杯が所蔵されている。ロンドン宮廷の至宝の中には、大きなカリナンダイヤモンド(『偉大なアフリカの星』)に勝る大きさの巨大なファセットの透明アメジスト球が保存されている。
かつて紫のスピネルは『オリエンタルアメジスト』呼ばれていたが、現在この呼び名は禁止されている。
アメジストは結婚6周年の石である。
日々のお手入れと注意点
この石は過去も現在も装飾品として用いられる頻度の高い石である。というのも、ガラスより硬く耐久性があり、家庭用洗剤にも強い。液体洗剤を加えた水で洗い、水そしてアルコールですすぎ乾かす。一方、アメジストは熱に弱い:事故的に強く熱されると、黄色や緑色に変色してしまう!
イミテーションと加工
熱処理が施されることがあるが、温度により石色は黄色(シトリン)もしくは緑色(パラシオライト)になる。科学製法により人工アメジストを作ることが可能である。(日本、ロシア)石の構成成分は天然のものと同じであるが、インクルージョンがないという違いがある。人工アメジストは大量生産に向いている。プラスチック製アメジストの製造も可能。
ただ、アメジストは産出量も多く価格も手頃であるため、こうした商業政策はそれほど有益なものとはいえない。
文化的・歴史的ストーンセラピー
ストレスに結び付いたあらゆる混乱や緊張、耐えがたい体験などに効果がある。賢さ、謙虚さ、誠実さ、憐みを象徴する石で、苦悩や心配、怒りをなだめながら普遍的な力や振動の中における自信を与えてくれる。
空と地を結ぶ橋を形成し、紙の愛を強めてくれる。また自己中心的な心を取り除き、虫無欲の姿勢を持つ手助けをしてくれる。紫の中に赤と青の力を統合し、バランスのとれた愛を与えてくれる。我々の気が付かない人生の秘密を明らかにし、自分の夢を理解し予言を明らかにするのに重要な指示を与えてくれる。アメジストは直観力を高め、瞑想を容易にし、我々を新の目的地へと導いてくれる。
神秘的な知恵の重要性を認める仏教の寺では、アメジストの祭室が好まれている。室内のアメジストのジオードは祭室の空気を浄化し、安らぎを与える。
落ち着きをもたらすアメジストは不眠症に効果があり、枕の下に置くことで穏やかな眠りと快適な夢をを促進してくれる。中世では、アメジストはノイローゼや幻覚、ヒステリーを治癒するのに使われていた。アメジストを粉末状にしたものを軟膏に混ぜて使い、エネルギーを伝えていた。
歴史的な石と伝説
伝説が伝えるところでは、ゼウスがセメレー姫と浮気をして再び妻を裏切った。後にセメレーはゼウスとの間にワインと恍惚の神となる半神ディオニュソスを生んだ。ディオニュソスは酔った際に美しい妖精アメジスの部屋に入ってしまい、彼女に恋をする。そこで一躍を買ったのは狩猟の女神アルテミスであった。彼女はディオニュソスからアメジスを守るため、彼女をクリスタルに変えたのである!ディオニュソスは怒りに燃え、彼はこの2人の愛する者たち、ワインと元妖精を併せ、クリスタルを作った:彼はこのクリスタルを用いて、アメジストによって紫色になったワインを飲んだと言われている。
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