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アクアマリン

石名はラテン語で『海の水』を意味する『aqua marina』から付けられ、た。もちろんこのアクアマリンの石色にちなむものである。もっとも高く評価されるのは大洋のように深い青色である。鮮やかな緑色のベリルやエメラルドと同じく、ベリルのグループに属す石。
アクアマリンはしばしば完璧に透明で澄んだ海の色をした大きな結晶であるため、歴史的に人々に好まれてきた石である。例えば9世紀、カール大帝が所持した、ローマ皇帝ティトゥスの娘・ユリアの描かれた金の台座に留められた素晴らしい沈み彫りの石がある。ブラジルのサンタマリア鉱山で採掘される『サンタマリア』と呼ばれるアクアマリンは、深く美しい青色であり最も高く評価されている。
宝石鑑定士はチェルシーフィルターを使って鑑別する:アクアマリンは緑または青色になる。



化学的特徴

Al2Be3[Si6O18]

アルミニウムとベリリウムの珪酸塩



体格的特徴

主な色

着色要因は鉄分、ライト・ブルーからダークブルー、ブルーグリーン。ダークブルーがもっとも評価され、これは青いベリルである。

条痕の色

ガラス光沢

硬度

7.5 まで 8.0

密度

2.68 まで 2.75

劈開

不明瞭

亀裂

貝殻状断口

もろく、衝撃に弱い



光学特性

透明

半透明, 透明

宝石品質ではないが半透明と不透明がある

屈折率

1.565 - 1.595

二重屈折率

0.004

非常に弱い、

二重屈折率

いいえ

分散

0.014(0.009)

多色性

明瞭

色の数

2

ほぼ無色に近い水色、鮮やかな青。(時には明るい緑色)

吸収スペクトクル

537 - 456 - 427

アクアマリンのスペクトル

蛍光

無し

包含物

環状結晶の空隙により、キャッツアイ効果、さらにアステリズム生むことがある。
小さなインクルージョンを含む:チタン鉄鉱、雲母、石英、長石、ガーネット、トルマリン、ルチル...



結晶の特性

六方晶系六角長柱状、

結晶構造

五方晶系



他のインフォメーション

星座

山羊座, 乙女座, 双子座, 牡牛座

三月

中国の十二星座

採掘場所

最も産出量の多い鉱山はブラジルにある。セアラー州のアクアマリンは青色が際立って美しく、『サンタマリア』と呼ばれる。メキシコの鉱山で採掘されるものは美しい色であるが、光で色が薄れてしまう。今日では、ブラジル・ガレ鉱山のMedina、Maramabaia、Fortaleza、Aracuai、またその他Bahia州(Veruga)やRio Grande Do Norte (Sao Tomé)、Espirito Santo (Itaguacu, Santa Teresa, Colatina)の巨晶花崗岩が採掘されている。
産出国はその他:マダガスカル(Tongafeno地方、19世紀には美しい青のアクアマリンが採掘された)、オーストラリア(クイーンズランド州)、ビルマニア、インド、中国、ネパール、アフガニスタン、アメリカ合衆国、ケニア、モザンピーグ(Alto Ligonha、Monapo)、ナミビア、ジンバブエ(Karoi、Mwani、Kariba)、ザンビア(Lundazi、Jogoda)、ナイジェリア (plateau de Jos)、ロシア(ウラル)。.
空色の生き生きとした美しいアクアマリンはChuman BakarにあるShigar鉱山を始めとして、パキスタン北部の山にある鉱山で産出する。
1910年ブラジルのMarambaya(ガレ鉱山)では、様々な色調を持つ不透明で灰色の、宝飾品としての価値は持たないアクアマリンの結晶としては最大級のものが採掘された。この結晶は110キロを超え、高さ50センチ横幅40センチ、10万カラットもの宝石にカットされた。
パキスタン北部のChumar Bakarでは15キロのアクアマリン結晶が発見されており、1994年には4キロのものが発見された。レイニングラードの鉱業学校は高さ30センチ、直径3センチ近くになる結晶群を所有している。

ハイジュエリーにおける用途

のみで楕円形、長方形にカットし、小さな問題があるジェムストーンは、カボションか球状にカットしネックレスに使われる。アクアマリンは、最も石色が好まれるジェムストーンで、明るめの色のサファイアをオリエンタル・アクアマリン、青色のジルコニをシャム・アクアマリンなどとと呼称することは禁止されている。アクアマリンは、結婚19周年を祝う石であり、忠実な愛ある結婚の絆を意味することが古くからの伝統となっている為、婚約指輪に使われる。

日々のお手入れと注意点

アクアマリンは比較的衝撃、熱にもろくデリケートである。
ぬるま湯と液体食器洗剤で洗い、炭酸カルシウム(石に跡を残す可能性がある)を含まない純粋ですすいだ後さらにアルコールですすぐのが好ましい。

イミテーションと加工

合成アクアマリンは製造が困難であるため存在しない。しかし青い合成スピネル、コバルトまたはベリリウムで着色されたガラス、青い合成クォーツ、青色ジルコンやダブレットは存在する。
多くのアクアマリンはその色を良くするため熱処理を施されている。さざ波と雪だるま型のインクルージョンによって識別が可能。
大量照射による処理は、その後宝石が太陽光によってその色を失うため使われなくなった。
しかしながら、コバルト照射によるベリルの処理は頻繁に行われている。これにより「マシシ」と呼ばれる非常に濃い不自然な青色をしたアクアマリンが得られる。この色は時間とともにあせる。これらの「マシシ」は、チェルシーフィルターによってバラ色になり、簡単に識別することができる。

improvements

400℃から500℃に熱することで、青い色合いがはっきりし継続する(一般的に)が、温度が高過ぎると色が消えてしまう。

文化的・歴史的ストーンセラピー

無垢、若さ、解放、純粋さ、利他心などを象徴するアクアマリンは、明るさをもたらし、最も暗い心の奥底に光を与え、心を精神活動の無限の広がりを映し出す鏡へと導いてくれる。その輝きは体と精神を調和・安定させ、そして幸福感を授け、攻撃性を和らげ希望を与える。
愛される力を保証しカップルの愛情を増やす。
幸せな船旅をもたらし嵐を避けるために消え去る。物事の見通しを明快にはっきりさせる。
中世においては、アクアマリンのネックレスをつけると歯の猛烈な痛みを和らげるとみなされていた。
喉のチャクラと関係し、これを穏やかに刺激することで、明晰で自主独立した考えを可能にしくつろぎと穏やかさをもたらす。まさに水が流動性、純粋さと平穏な無限の広がりを象徴するのと同様である。

その他
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